日和崎尊夫 木口木版画展
会期:11月20日(月)〜12月2日(土)・シロタ画廊2
A.M. 11:00 - P.M. 7:00 (最終日PM5:30)日曜日休廊
日和崎尊夫(1941年高知生まれ1992年没)は、1960年代に木口と出会い、生涯に500点余の作品を残しました。日本ではほとんど知られていなっかた木口木版を独習し、日本独自の版画芸術として復活させ、精神の救いを求めた仏教の教え”KALPA”シリーズでその頂点を極めました。今展覧会では、その中で特に代表作といわれる「海渕の薔薇」、「KALPA夜」、詩画集『卵』を一挙に展示致します。この3点が揃うことは非常に稀で、またとない機会です。ぜひ一人でも多くの方にご高覧いただき、日和崎の偉業をご堪能いただければ幸に存じ上げます。 |
(タイトル)(制作年)(サイズcm)( ED )
1969年 23.2×20.1cm 50 |
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詩画集『卵』より (8点組) 1970年 42×32 cm 50 「暗黒の唾棄すべき全存在を脂光る肛門からふやけた桃色の脳髄までつらぬく灼熱の鉄串となれ刹那の踵悪意の足に踏み砕かれた魂はただちに鋭い鉄串となれカルパのほのおの中心に立ちつくせ」 |
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「KALPA 夜」 1972年 32.8×27.5cm 50 |
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「海渕の薔薇」 1972年 32.8×18.5cm 30 |
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「海溝より・・・・」 1973年 15.2×10.2cm 50 |