SHIROTA Gallery シロタ画廊
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NAM HONG EXHIBITION
南紅展
2001年7月30日(月) - 8月4日(土)
A.M. 11:00 - P.M. 7:00(最終日PM5:30迄)
初日5時よりオープニングパーティーの際、韓国特有のヨンドン祭りPerformanceがあります
ヨンドン祭りの由来
陰暦の2月1日に ヨンドンハルムニに 焼紙をしながら お祭りをして 家庭平和、健勝、至福をお祈りする行事で 昔から主におばあさまが子孫繁栄と幸せをお祈りしながら焼紙を高く昇らせたらすべてが順調であると信じていた。
ヨンドンハルムニは風の神で陰暦2月1日に地上に降りて2月15日に天に昇ると言う 説話のヨンドンハルムニは全国的に祭祀を受けているが風が強い済州道の海女等のお祭りを盛んに受けている。作家南紅の祖母も何時も子孫の幸せの為お祭りをするのを見て育ち今度のPerformanceは亡き祖母を慕いあの世で幸せでありますように孫娘が焼紙でお祭りを再現したのである。
恨 240x150cm
Mixed Media 2000年 |
紅 120x150cm
Mixed Media 2000年 |
舞 120x150cm
Mixed Media 2000年 |
Paris VIII 大学美術学科卒業
Paris " Le Salon " 永久会員、Paris " Salon D'automne" 8回出品('83, '84, '93, '94, '96, '98, '99, '00)
第32回カンヌ国際美術大展一等賞受賞
サロン・アンデパンダン等Group展34回出品
Paris, New York, Korea等個展5回
ソウル珍畫廊招待個展 2001年
●日本では初個展ですが、印象は・・。
オープニングパーティーには、赤坂の韓国料理「新馬山屋」のお料理が並びました。美味しそうでしょう。
「日本の方たちが沢山来てくれた事に感謝しています。フランスで20年暮らしていますが、日本に来ると東洋人なので韓国のフレンドのようで親しみがわきます。」
●今回のパフォーマンス。ヨンドン祭りとは・・。
「自分は20年フランスで暮らしてきましたが、私のお婆さんがいつも自分の事を祈っていてくれいるのを見つめて韓国に対するノスタルジックと憧れを再現しています。すべての人々は悲しみとか恨みとかを色々持っていますが、人生のラストは薔薇の花びらのように散っていく事に思いを込めて、人生は粘り強く生きなければいけないと いう事をパフォーマンスで・・。」
●作品の中に花が盛り込まれていますね。・・
「生きるという事は、お花だと。美しくて・・。この花は祝福を象徴しています。空しく枯れていくけれど・・。この瞬間は最上の瞬間だという事を象徴的に表しています。」
この夏、韓国や中国と日本は様々な政治的問題を抱えてはいますが、アートの分野でもっとお互いを理解することが出来る事を願っています。