辰野登恵子 版画展 - 1982 – 2012 -
辰野登恵子 版画展 - 1982 – 2012 -
2023年1月14日(土)~28日(土)
11:00-18:00(最終日 16:00まで) 日曜休廊
グリッドや罫線といった規則的な反復表現の70年代を経て、
80年代から始まる「形象」から やがて「具象・抽象」の区別ない
「空間の抽象性」という自らの表現を追い求めた辰野登恵子の
晩年までの変遷を版画作品で辿ります。
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辰野登恵子 TATSUNO Toeko 画 歴
1950年 1月13日、長野県岡谷市生まれ
1972年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1974年 東京芸術大学大学院修了
1996年 平成7年度(第46回)芸術選奨文部大臣新人賞
2003年 多摩美術大学客員教授
2004年 多摩美術大学教授
2013年 第54回毎日芸術賞
2014年 9月29日逝去(64歳)
主な個展
1973年 村松画廊(東京、‘74、’75)
1976年 かねこ・あーとギャラリー(東京、’77)
1978年 ギャラリーたかぎ(名古屋、’85、’86)
1981年 ギャラリー玉屋(東京)
ギャラリー白(大阪、’83)
1982年 康画廊(東京)
1987年 ファビアン・カールソン・ギャラリー(ロンドン)
アート・ナウ・ギャラリー(イェーテボリ、スウェーデン)
1989年 佐谷画廊(東京、’93、’95、’97)
ギャラリー米津(東京、’91、’92)
1990年 後藤美術館(千葉)
1995年 辰野登恵子1986-1995(東京国立近代美術館)
1996年 ギャラリームカイ(東京)
2001年 西村画廊(東京)
2002年 シロタ画廊・2
2005年 シュウゴアーツ(東京)
Mizuho,Oshiro ギャラリー(鹿児島)
2007年 珍画廊・ジーンアートセンター(ソウル、韓国)
2010年 BLD GALLERY(東京)
2011年 辰野登恵子展 抽象-明日への問いかけ(資生堂ギャラリー・東京) AIWIPシリーズ1~19発表
2012年 シロタ画廊(東京) AIWIPシリーズ20~28発表
与えられた形象 辰野登恵子 柴田敏雄(国立新美術館、東京)
平成24年秋の有隣荘特別公開 辰野登恵子(大原美術館有隣荘、岡山)
2015年 辰野登恵子追悼展(市立岡谷美術考古館、長野)
RED AND BLUE GALLERY(東京、’16)
2016年 辰野登恵子の軌跡 イメージの知覚化(MUSEUM of art BBプラザ美術館、兵庫)
宇都宮美術館コレクション展 特集展示 辰野登恵子 愛でられた抽象(宇都宮美術館、栃木)
辰野登恵子 memorial exhibition -At IDEM’s Workshop In Paris 2012-(シロタ画廊、東京)
2018年 辰野登恵子 ON PAPERS:A Retrospective 1962-2012(埼玉県立近代美術館、埼玉)
辰野登恵子展 From Untitled to AIWIP(シロタ画廊、東京)
2019年 辰野登恵子 ON PAPERS:A Retrospective 1962-2012(名古屋市立美術館、愛知)
2021年 辰野登恵子-TWIN COLORS(ギャラリー石榴、松本・東京)
2022年 辰野登恵子 – 身体的知覚による版表現(神戸BBプラザ美術館、兵庫)
辰野登恵子 – 版画特集 Ⅳ(gallery ART UNLIMITED、東京)
辰野登恵子展「PRINTS AND STUDIES」(RED AND BLUE GALLERY、東京)
2023年 辰野登恵子版画展 1982-2012(シロタ画廊、東京)
主なグループ展
1979年 第11回東京国際版画ビエンナーレ
1981年 日本現代美術展<70年代美術の動向>(ソウル・韓国文化芸術振興院)
1982年 現代・紙の造形<日本と韓国>(ソウル・国立現代美術館)
1984年 現代美術への視点―メタファーとシンボル展(東京国立近代美術館、国立国際美術館)
1989年 ユーロパリア’89ジャパン展(ゲント現代美術館)
1990年 ジャパン・アート・トゥデイ(セゾン現代美術館、コペンハーゲン等巡回)
1991年 線の表現―眼と手のゆくえ(埼玉県立近代美術館)
1991年 辰野登恵子・堂本尚郎・李禹煥 大型版画による3人展 シロタ画廊
1994年 戦後日本の前衛美術(横浜美術館、ニューヨークグッゲンハイム美術館ソーホー、サンフランシスコ近代美術館)
サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)
1995年 日本の現代美術1985-1995(東京都現代美術館)
戦後文化の軌跡1945-1995(目黒区美術館 他)
1998年 アート/生態系<美術表現の自然と制作>(宇都宮美術館)
2000年 日本美術の20世紀<美術が語るこの100年>(東京都現代美術館)
2002年 未完の世紀<20世紀美術がのこすもの>(東京国立近代美術館)
韓日現代絵画展(ソウル、珍画廊、同2003年)
2003年 開館記念展1 絵画の現在(新潟県立万代島美術館)
2004年 再考:近代日本の絵画<美意識の形成と展開>(東京都現代美術館)
痕跡<戦後美術における身体と思考>(京都国立近代美術館、東京国立近代美術館)
境界をこえて<20世紀の美術>(名古屋、愛知県立美術館)
2005年 20世紀絵画の魅力<空間を見つめるまなざし新潟市美術館所蔵名品展>(豊橋市美術博物館・愛知)
絵画の力-今日の絵画展<近年の新収蔵品を中心として>(いわき市立美術館・福島)
<Colorful温泉>絵画の湯展(三鷹市美術ギャラリー・東京)
2007年 ねりまの美術2007 油彩画と版画(練馬区立美術館・東京)
日本現代芸術祭<ヘイリ・アジアンプロジェクト2>(韓国・ヘイリ芸術村)
インチョン国際女性美術家ビエンナーレ(韓国・仁川文化アートセンター)
2008年 所蔵品展<近代日本の美術>(東京国立近代美術館・東京)
2009年 女性アーティストと、その時代 資生堂ギャラリー90周年記念展(資生堂ギャラリー・東京)
2010年 WATERCOLOR,DRAWING,PRINTS Lee Ufan,Tatsuno Toeko(珍画廊・ジーンアートセンター・ソウル)
Beyond the Border<日中当代芸術交流展>(Tangram Art Center 7芸術中心・上海)
陰影礼賛-国立美術館コレクションによる(国立新美術館・東京)
2011年 「T氏コレクション 近代日本画洋画名品展」(アートホール神戸、兵庫)
「現代アートセレクション」(あさご芸術の森美術館、兵庫)
「T氏コレクション-内外の近現代絵画と彫刻たち」(BBプラザ美術館、兵庫)
「CAFÉ in Mito 2011-かかわりの色いろ」(水戸芸術館現代美術ギャラリ―、茨城)
「版の魅力 収蔵作品展Ⅲ」(佐久市立近代美術館油井一二記念館、長野)
2012年 「ことしも げんだいびじゅつ」資生堂アートハウス、静岡)
2013年 「ミニマル∣ポストミニマル-1970年代以降の絵画と彫刻」(宇都宮美術館、栃木)
2014年 「開廊40周年記念展第二部-1974年 戦後日本美術の転換点-(群馬県立近代美術館、高崎)
「コレクションⅢ 辰野登恵子と日本の抽象絵画(国立国際美術館、大阪)
「オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ」(武蔵野美術大学美術館全館、東京)
2015年 「収蔵作品展 辰野登恵子がいた時代」(千葉市美術館、千葉)
「MOMASコレクション第3期 特集展示 辰野登恵子-まだ見ぬかたちを」(埼玉県立近代美術館)
「君が叫んだ その場所こそが ほんとの世界の真ん中なのだ。パリ・リトグラフ工房idemから-
現代アート20人の叫びと囁き」(東京ステーションギャラリー、東京)
2016年 「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」(国立新美術館、東京)
MOTコレクション コレクション・オンゴーイング特集展示:辰野登恵子」(東京都現代美術館)
「練馬区美術館コレクション シリーズ時代と美術4 」1990-2000年代辰野登恵子《Untitled 92-8》
を中心に
「在る表現-その文脈と諏訪 松澤宥・辰野登恵子・宮坂了作・根岸芳郎」(茅野市美術館、長野)
2017年 「Hikarie Contemporary Art Eye vol.5 版画表現の豊かな魅力」(渋谷ヒカリエ8/CUBE1.2.3、東京)
「堤清二 セゾン文化、という革命をおこした男。」(松本市美術館、長野)
2018年 「モダンアート再訪-ダリ、ウォーホールから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」
(鳥取県立美術館、鳥取)以降、埼玉県立近代美術館、広島市現代美術館、横須賀美術館へ巡回
「起点としての80年代」(金沢21世紀美術館、石川)以降、高松市美術館、静岡市美術館へ巡回
「前衛の地平-辰野登恵子を中心に-展」(中津万象園・丸亀美術館、香川)
「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」(国立国際美術館、大阪)
2021年 シンビズム4-信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち-(上田市立美術館)
その他グループ展多数参加 パブリックコレクション多数