Room1
2024.01.13

日和崎尊夫と木口木版画展

 

 

2024 1月13日(土)~1月27日(土

OPEN  11:00-18:00 (最終日 16:00まで) 日曜休

 

 

 

 

 

1941年高知市に生まれた日和崎は高校卒業後上京し、1959年に武蔵野美術学校に入学する。

卒業後は独学で木口木版画の技法を習得している。宇宙的概念カルパ劫に傾倒した日和崎にとって、

深遠な精神世界を刻印するような木口木版画はまさにぴったりな表現方法であった。

以降は現代木口木版画の先駆者として活躍し、後の作家に大きな影響を与えている。

1992年4月29日、食道がんにより病没、享年50歳

今展では木口木版画に至る前の初期に制作した板目木版画「ミンガス氏の病状」から、

代表作 詩画集『卵』をはじめ「KALPA 夜」「海渕の薔薇」を含む合計11点を展示する。 

 

 

会場写真 入口

 

 

 

「ミンガス氏の病状」

板目木版(多色) 複合技法 1964年 51.5×37.4cm ed.20

 

 

 

「ANTARA KALPA」

木口木版 1976年 18.9×13.2cm ed.50

 

 

会場写真 正面

 

 

「KALPA 海」

木口木版 1968年 9.9×10.7cm ed.50

 

 

「五億の風の詩」

木口木版 1970年 13.5×23.8cm ed.30

 

 

 

「KALPA 夜」

木口木版 1972年 32.8×27.5cm ed.50

 

 

「飛翔」

木口木版 1969年 18×11.4cm ed.50

 

 

「海渕の薔薇」

木口木版 1972年 32.8×18.5cm ed.30

 

 

会場写真 版画集「薔薇刑」

木口木版12点 1970年 紙サイズ:27.5×23cm ed.100

 

 

版画集「薔薇刑」より「薔薇魚」

 

 

版画集「薔薇刑」より「薔薇刑」

 

 

会場写真 版画集「海想譜」

木口木版10点 1976年 BOOKサイズ:21×19cm ed.50

 

 

版画集「海想譜」より

 

 

会場写真 詩画集「卵」

木口木版9点:日和崎尊夫

 詩9篇:嶋岡 晨

 1970年 紙サイズ:42×32cm ed.30

 

 

詩画集「卵」表紙

 

 

詩画集「卵」より

 

 

詩画集「卵」より

 

 

詩画集「卵」より

 

 

日和崎尊夫 HIWASAKI Takao

 

1941年 7月31日、高知市生まれ

1962年 武蔵野美術学校西洋画専攻卒業

1963年 日本美術家連盟の版画工房で畦地梅太郎の指導を受ける

1964年 高知に帰り、独学で木口木版の制作を始める

1966年 第34回日本版画協会展・新人賞受賞

1967年 第35回日本版画協会展・版画協会賞受賞

    ノイローゼに悩まされ発狂寸前となる「老子」「法華経」を読み、KALPAシリーズのきっかけをつかむ

     東京へ移住する

     第6回東京国際版画ビエンナーレ出品(第7回、第8回)

1969年 第2回フィレンツェ国際版画ビエンナーレ・金賞受賞

1975年 文化庁芸術家在外研修員として1年間ヨーロッパへ留学

1977年  木口木版画の会「鑿の会」結成され、同人となる

1982年 高知にアトリエ「白椿荘」を建てる

1990年 高知版画協会設立。高知国際版画トリエンナーレの創設にたずさわる

1991年 第5回山口源賞・大賞受賞

1992年 4月29日、食道がんにより病没、享年50歳