Room1
2005.07.11
相田ひろみ 展 日本美術家連盟会員・モダンアート協会会員
第2画集<絵画 版画 彫刻 スペースアート>完成
2005年7月11日(月) – 7月16日(土)
A.M. 11:00 – P.M. 7:00 (最終日PM5:30)
私の絵画、版画、彫刻、スペースアート |
30数年前にニューヨークで出発した私のアートは、一貫しで “現代都市” をテーマに制作を続けてきました。 1998年、ニューヨークの友人の案内で、Sohoの昔の倉庫を改造した天井の高い space に入った私は、瞬時にそのギャラリーが気に入って個展を開くことに決めました。 翌年、そのギャラリー “SPACE UNTITLED” に展示した私の作品たち “CITY SCAPE” 17点は、3週間の展示期間中、他のどこの会場で観るより、のびのびと自由に作者に語りかけてきました。また、時には二次元の枠組みを越えて、作品の中から抜け出してニューヨークの街中に溶け込んでいるような錯覚すら覚えました。 次第に私は、作品を包含しながらその回りに無限に広がる “SPACE” に感心を抱<ようになりました。 それは “空間” と言ってしまうと狭義ですし、“宇宙” と言うと余りにも広義で、実際にそれを表現するのは非常に難しく、また理解されにくいのです。 私の好んで使うステンレスやアルミは、そのシンプルさと輝きの中にも、予め計画されなかった周囲の事物や風景を取り込んでしまう偶然性があります。この素材だからこそ表現できる構成的なフォルムとリズムが、周囲の “SPACE” と融合して新たな “SPACE” を生み出して行く面白さを表現したいと思うのです。 それは、絵画、版画、彫刻といった枠組みを越えて、その上過去、現在、未来といった時空をも越えた空間芸術、スペースアートの世界です。 |
2005年5月 相田 ひろみ
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